惑星

□初恋〜チャンベク〜
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初めて話した日は
まさかと思う位
話が合って気が付いたら
終電の時間になっていた。
渋々別れて
家に帰った

ただいま〜って言っても
誰も起きてはないよな
テーブルの上に
置いてあるご飯を食べて
食器を洗って
風呂に入った

ベッキョンかぁー
面白い奴

その日は、
思い出して
楽しすぎて
あまり寝れなかった。

次の日から
俺の横には
ベッキョンが居て、
友人も増えて
ベッキョンも、
俺の友人とすぐ仲良くなって
楽しそうに話していた

何だろう?
他の奴に
笑顔見せないで欲しい…
こんな気持ち何かおかしいよな
自問自答しながら
チャニョルは日々過ごしていた。

「よっ
チャニョル」

背中を叩かれ
振り返ったら
ぎょんすが立っていた

「ぎょんす〜
どうしたんだよー」

背が低いぎょんすに
抱き付き
ぬいぐるみの様に
振り回していた

「ぷはっ
いい加減にしろ!」

脇腹に、パンチを食らった

「あたたっ
冗談じゃん
…んっ」

服の裾を引っ張る感覚がして
後ろを振り返ると
そこには、ベッキョンが居た

「なぁチャニョル?
そいつは?」

何かいつもと雰囲気が違う
裾から手を離さないでいる
ベッキョンに

「あっ
こいつは、ぎょんす
歌が上手いんだよ
ぎょんす、彼はベッキョン
ベッキョンも凄く歌が…」

「あっ君がベッキョン?
凄く歌が上手い人がいるって
聞いてたから」

「あっ
ぎょんすって
歌が上手いって聞いたことある
よろしく」

手を出したベッキョンに
恐々と手を出し、握手したぎょんす
ぎょんすは、人見知りで
あまり人と接することはないのに
ベッキョンとは
はにかみながら話をしている。
ベッキョンも、
楽しそうに話をしているが
何故か、未だにチャニョルの
裾を握っていた。
何?可愛い行動?
俺ってもしかして………
ベッキョンの事が好きなのか?
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