惑星

□喧嘩
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           チャニョルside
ちょっとキツかったかな?
ドキドキして、
ギターを弾きながら
ベッキョンをチラ見した。
あっ…鼻の頭が赤くなってる
ヤバイかな?

急にベッキョンが
ギターを取って、
ベッドの横に立て掛けた。

「?」黙って顔を見たら、
涙目になってる。
これは、本当にヤバイかも!

そう思ってたら、
いきなり俺の上に跨いで
ちょこんと座った。
向かい合った状態で、
ビックリしてたら、
首に腕を回して、
俺の項に、顔を擦り付けてきた。

「チャニョラ
俺に言う事は無いの?」

撃沈…

「ベッキョン
愛してるよ」

ベッキョンが
俺の顔を見て
微笑んだ。
俺の両頬をそっと綺麗な指が触れた

と思ったら、つねられた!

「何で意地悪言うのさ
バカチャニョル!
ごめんなさいは?
言わないつもり?」

「イタタタッ
痛いってワルかったって
俺が悪かったよ!」

「良し!」

鼻息を荒く、
どや顔をしている。
いや、『良し』じゃないし…
もぉ…本当に可愛い恋人だ。
あんな甘え方は反則だよ。

「…チャニョラ」

「何?」
頭の上から声が聞こえたので
顔を上げたら
ベッキョンがキスをして来た。

「ごめん」

もぉ…俺を昇天させるつもりかよ。

噛み付くようなキスをしてやった。
ベッキョン、大好きだよ。
              あとがき
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