狩るか狩られるか
□狩るか狩られるか〜第9狩り〜
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「ヒソカ、終わったから剥ぎ取り手伝え。次の奴見つけるまでに、こいつ解体せにゃならん。」
レインは武器を背に収め、早速グラビモスの体を解体し始めた。
「はいはい♦レイン、本当に早いねキミ…事前に聞いてた熱線とか高温ガスとか、全く見れないで終わっちゃったよ♠」
近づいてきたヒソカが解体作業を手伝ってくれる。
力があるとこういう時早くて便利だ。
「G級クラスのハンターが上位クエスト程度のモンスターに手こずってたらお笑い草だからな。この程度じゃ準備運動にもならん。」
数分で一通りの解体作業を終え、素材をずた袋に詰める。
荷台も持ってきていたので、とりあえずそれの上に置いておくことにする。
「んじゃ、次はヒソカも参加すること。どうする、私も戦ってもいいか?」
「いいけど、ボクの練習にならなくなってしまうから手加減してくれないかい?」
「了解。今回はサポートに徹することにするよ、マルチ狩りなんて物凄く久し振りだし連携なんざろくにやったことないから上手く出来ないと思うがね。」
そんなことを話している内に、バサバサと思い羽ばたきが聞こえてくる。
次のグラビモスが登場したようだ。