the Philosopher's Stone
□8
1ページ/2ページ
「じゃあね、ハーマイオニー。良いクリスマスを!」
「レイチェルもね!」
調べ物はハリーとロンにまかせキングスクロス駅へ着いた2人はそれぞれの故郷へと向かう。
「アブ!元気だった?」
見慣れた不機嫌な顔を見つけ駆け寄る。
「あぁ。学校はどうだ?」
「楽しいわよ!話したいことが沢山あるの」
帰路につき、これまであったたくさんのこと(もちろん違反したことは内緒)をアブに話す。
そしてふと気づいた。
彼はダンブルドアの弟なのだ。
あまり仲は良くないようだが、、
思い切って聞いてみよう
「ねぇ、ニコラス・フラメルって知ってる?」
「・・・知ってる、が話す気はない」
明らかに空気が変わった。
間違いなくこの人は何かを知っている。
「・・・そう・・・」
でもずっと一緒にいたからわかる。
どんなに聞いてもこれは話してくれないだろう。
きっと危険な何かがあるんだ。
本来だったら絶対に首は突っ込まない。
でも大切な友人が関わっているとなったら話は別だ。
こっちでもできる限りのことは調べよう、そう思った。
.