the Philosopher's Stone
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ハーマイオニーが泣いてこもっている女子トイレへと人混みをくぐり抜け向かう。
「キャーーーーー」
トイレに着くと既にハーマイオニーはトロールに襲われていた。
「トロール!こっちよ!」
レイチェルの声に全く反応を示さない様子を見てハリーとロンは木片を次々に投げつける。
その間にレイチェルはハーマイオニーの元へと向かう。
「怪我は!?」
「だ、大丈夫よ。あれは、、トロール!!?」
「えぇ。なんでいるのかはわからないけど・・・ハリー!?」
トロールの注意を引きつけることには成功したがハリーがつかまり宙吊りにされてしまった。
「ロン!何がやれ!なんでもいい!」
ハリーの急な無茶ぶりにロンが応えられるのはただ一つだ。
「ぴゅーん、ひょいよ!」
ハーマイオニーの声に頷きロンは妖精の呪文を唱えた。
「ウィンガーディアム・レビオーサ!」
するとトロールの棍棒が宙に浮きそれが見事に頭にクリーンヒットした。
トロールは倒れたが、ハリーの杖はトロールの鼻水の餌食となった。
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