the Philosopher's Stone

□5
3ページ/4ページ



ハーマイオニーが泣いてこもっている女子トイレへと人混みをくぐり抜け向かう。


「キャーーーーー」


トイレに着くと既にハーマイオニーはトロールに襲われていた。


「トロール!こっちよ!」

レイチェルの声に全く反応を示さない様子を見てハリーとロンは木片を次々に投げつける。

その間にレイチェルはハーマイオニーの元へと向かう。

「怪我は!?」

「だ、大丈夫よ。あれは、、トロール!!?」

「えぇ。なんでいるのかはわからないけど・・・ハリー!?」


トロールの注意を引きつけることには成功したがハリーがつかまり宙吊りにされてしまった。

「ロン!何がやれ!なんでもいい!」

ハリーの急な無茶ぶりにロンが応えられるのはただ一つだ。


「ぴゅーん、ひょいよ!」


ハーマイオニーの声に頷きロンは妖精の呪文を唱えた。


「ウィンガーディアム・レビオーサ!」


するとトロールの棍棒が宙に浮きそれが見事に頭にクリーンヒットした。

トロールは倒れたが、ハリーの杖はトロールの鼻水の餌食となった。




.
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ