the Philosopher's Stone

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「やあお嬢さん」

声をかけてきたのはよく知った顔だった。しかし、いつもと違うことがただひとつ。


「あれ?1人?・・・ジョージ?」

「お、正解!よくわかったな」

「自身はなかったけどなんとなく」

「さすがレイチェル!どーだ?たまには二人で悪戯なんか?」

「楽しそうね!でも、ごめんね?ハリーに呼ばれているの。だから、また誘ってもらえる?」


その言葉に肩を落とすジョージではあったがさほど気にしてもいないようだった。


「なんてこった、人気者だねぇ、お嬢さんは」

「ロンとハーマイオニーも一緒みたい」

「ロニー坊やと仲良くしてくれているみたいでなによりさ。じゃあ俺は一人で悪巧みかな。また誘うからそのときのってくれよ」

「えぇ。約束するわ」









そのあとハリーたちの元へ向かった。

「ハロウィンのあの日、スネイプが足を怪我していたのを見たんだ。きっとスネイプがあの犬が守ってるものを狙っているんだよ!」

「スネイプが?でも何を守っているのかしら・・・」


ハリーがハグリットなら知っているかもしれないというので4人でハグリットの小屋へと向かった。


「ハグリット!」


巨躯を見つけた4人は彼に声をかける。


「ハグリット!あの犬は何を守っているの?」

「頭が三つある犬よ!」

ハリーとレイチェルが矢継ぎ早にいう言葉を聞いてハグリットはとても驚いたようだ。


「なんでおめぇさんらがフラッフィーのことを知っている?」


名前があるのかとロンが訪ねたらハグリットがいうには、彼の犬だそうだ。

「その犬がまもっているものをスネイプが狙っているんだ!」

「スネイプ先生が?学校の先生だぞ。そんなことあるわけなかろう。
それにフラッフィーを宥められるのはダンブルドア先生と俺とニコラス・フラメルだけ・・・おっといけねえ。これ以上は聞かんでくれ」


余計なことを喋らないように、とハグリットは行ってしまった。




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