the Philosopher's Stone

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親愛なるアバーフォースへ

無事ホグワーツへつきました。
寮はグリフィンドールです。

ご飯ちゃんと食べていますか?
ヤギの世話ばかりではなくて自分のことにも気をつけてね。

レイチェルより



「じゃあウィンディ、これアブに」

マメフクロウのウィンディに手紙を託し授業へと向かう。

「レイチェル、行くわよ」

「今行くー」

晴れてルームメイトとなれたハーマイオニーに、急かされ授業へと向かった。











入学してから1週間ほどが経過し、ホグワーツでの生活にも慣れ始めた。

呪文学がやはり一番楽しい。

先生があれでなかったら魔法薬学も捨てたものではないのだが・・・



「やあ」
「ホグワーツには慣れたかい?」

「ジョージ、フレッド、リー!
・・・・何してるの?」

いかにも何か企んでいますといった顔だ。

「フィルチにプレゼントさ」
「毛生え薬さ」
「これで大好きなミセスノリスと」
「仲良くもじゃもじゃってわけだ!」

レイチェルも来るかい?とフレッドが尋ねてくる。

一瞬悩んだが、両親よりも好奇心の方が勝ってしまった。

「行く!」

「「さすが!!」」

「レイチェルってそういうやつだったんだな」

呆れるリーとともに4人でフィルチの部屋に忍び込み彼が使っているゴブレットに1滴怪しげな液体を垂らす。

「さて、さっさと退散だ!」

ダッシュでグリフィンドールの談話室まで来る。

四人の息は荒く、肩は上下している。


「あははははは!」


突然笑いだすレイチェルにつられ他の3人も笑う。

「あなたたちいつもこんなことしているの?」

「レイチェルもどうだい?」
「俺たちと一緒に悪戯しないか?」

突然の提案だったが大きく頷いた。

「楽しいわね!あなた達と一緒だと退屈しなくていいわ!」







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