the Philosopher's Stone

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「ごめんねさい、ネビル。見つけられなかったわ・・・」

肩を落とすレイチェルに、ハーマイオニーも続いて見つからなかったことを告げた。

「どこいっちゃたんだろう・・・」

「き、きっとひょっこり出てくるわよ!」

「レイチェル・・・、ありがとう」

「あ、あと、ジョージとフレッドっていう双子の上級生も手伝ってくれたのよ。後でお礼言ってあげてもらえる?」

「うん。わかった。2人とも、ありがとう」


結果的には見つかってないのでしょんぼりしていたネビルではあったが、新しい友人に恵まれたことは嬉しいようだった。



「着いたみたいよ!」

ハーマイオニーの声に反応して降りる準備をする。















「すごい・・・、これがホグワーツ。本で見るのとは迫力が違うわね」

「あら、レイチェルは本が好き?」

独り言に返事を返されて驚いた。

「うん。魔法の本は楽しいから。ハーマイオニーは?」

「大好きよ!もしおすすめがあったら教えてもらえる?」

「もちろん!」


新しい友人は思っていた以上に気が合うようであった。





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