フェイトエピソード
□後悔のち晴れ
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リ-シャ「さて、買い忘れはありませんか?それでは艇に戻りましょう」
物資調達のため、とある島に訪れた一行。
買い物を終え、艇に戻ろうとしたとき、後ろから声をかけてくる者がいた。
『リーシャ?……リーシャなのか!?』
リ-シャ「っ!あなたは……ユウキ!?」
ビィ「ん?なんだなんだ?知り合いか?」
リ-シャ「そうですね……。紹介します。彼はユウキ。秩序の騎空団の一員で、私の……元、彼氏です」
ビィ「な、なんだってー!?」
ルリア「はわわ……彼氏さん!?」
一行はユウキの家に招待された。
リ-シャ「私とユウキの間柄は秩序の騎空団には内緒にしていて、モニカさんですら知りません」
『そりゃ、リーシャは秩序の騎空団のアイドルみたいなものだからな。俺がとったとなりゃ大騒ぎだぜ』
リ-シャ「な、なに言ってるんですか!?」
ビィ「ははは、確かにリーシャは人気者だもんな」
ルリア「はい!みんなリーシャさんのことが大好きです!」
リ-シャ「ビ、ビィくん……!?ルリア……!?」
『ははっ、なかなかおもしろい人達だね。リーシャ、君が秩序の騎空団をおりて、とある騎空団に入ったって聞いたときはびっくりしたけど、これなら何の心配もなさそうだね』
ビィ「なあなあ、せっかく再会したんだしよ、今日は二人きりでどっか行ってみたらどうだ?」
リ-シャ「え?でも……」
ルリア「私達のことなら大丈夫です!急ぐ旅でもないですし、今日はのんびりしてます」
ルリアの言葉に団長も頷く。
リ-シャ「皆さん……。ありがとうございます。ユウキはそれでかまいませんか?」
『ああ、大丈夫さ』
リ-シャ「それでは行きましょうか。あとのことはよろしくお願いしますね」
ビィ「おう!まかせとけって!」
ルリア「行ってらっしゃい、リーシャさん、ユウキさん」