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□朝食
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「何よ、そんな見ないで。」

「ユナ、ドライブに行かない?」


急な誘いにびっくりして何て言えばいいか迷った。
だってユリに誘われるのは久々だったから。


その間もユリおんにはずっと私を見ている。


「いいわよ。他に誰連れてく?」

「‥2人で行くの」


その言葉にドキッとした。
まさか2人なんて、変に意識するじゃん。

ユリは鈍感なのね。


「分かったわ。でもユリ朝食は?」


ユリおんには立ち上がって私の頬についたシナモンを拭って言った。


「早く用意しないとユナを食べるわよ」


朝からそんな変態発言して。
冗談でもこっちはドキドキしてるの。


私は残りの1口を急いで食べて用意を始めた。
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