Absolute ruler1
□ハンター試験
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『ハロ―、ハロー、世界にコンニチハ!』
現在、私、●●●=〇〇〇は、とある定食屋の前にいる。
理由は簡単、ハンター試験だ。
『ゴン、もういるかな〜?』
ワクワクしながら店に入る。
「いらっしゃい!ご注文は?」
『ステーキ定食、弱火でじっくり・・・ネ☆』
「!・・・お客さん、奥に行きな」
『はいはーい』
さてさて、コレはエレベーターかな?
行先は地下・・・・
――――――チーン ガララッ
『うわ、むっさいなぁ』
「あ!●●●さん!お久しぶりですね」
『おや、マーメン、お久〜』
ちっこいマーメンに挨拶をしとく。
マーメンは私にナンバープレートを差し出してきた。
『まだあのじぃさんトコで働いてんの?過労で死ぬなよ〜』
「はい、大丈夫ですよ、あとコレプレートです」
『ありがと』
ナンバーは・・・369番か。
ん〜・・・ビミョ〜な数字ですこと。
ゴンもまだ来てないみたいだし・・・暇だなぁ・・・
「やあ、君、新人だね?」
・・・なんか変な奴に話しかけられた・・・
誰だ?もしかして過去になんかあったっけ??
いやでも新人だよねって声かけてきたなら違うか・・・
『だぁれ?』
「オレはトンパ!お近付きのしるしにコレやるよ!」
そう言い、ほぼ無理やり持たされたのは缶ジュース。
プシュッ
『ん、ふつー』
「・・・え?」
『いや、なんかビミョー、変な味?面白いなコレ、なに入ってんだろwww』
「っ」
毒・・・というよりは、薬関係カナ?
父親のおかげで毒にはいくらか耐性あるし、特に問題になるものでもなさそうだし。
『ねえ、コレ何が入ってr・・・って、いないし』
いつの間にかトンパはいなくなっていた。
何が入ってるのか知りたかったのだけれども・・・
『まあ、いいか・・・』
「―――あれ!?●●●!?」
後ろから聞こえてきたその懐かしい声に、私は笑みを浮かべた。