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□お風呂 後編
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「…なんでタオル巻いてるの。」
『え、ふ、普通巻くものじゃないの?』
「巻かなくてよかったのに。(そしたら襲ってただろうけど)」
『((ぞわっ)なんか寒気が…)恥ずかしいもの。』
「…まあいいか。ほら、はやくこっち来て。」
『はいはい。…わっね、ねぇ恭弥さん?』
「なんだい?」
『タオル引っ張るのやめてもらっていいですかっ?』
「いやだ。」
『(即答…)うう…乳白色の入浴剤でよかった…』
「(まさかこれも桃とは)僕は別に見られてもよかったのに。」
『私はよくないからね!?…あの、』
「ん?」
『…足撫でないでほしいのだけどっ?』
「ふふ、どうして?」
『いや、どうしてもこうしてもないっていうか…ひゃっ!』
「マッサージしてあげてるのに随分な言い草だね。…ん、結構凝ってる…」
『(手付きがいやらしい…!)ちょっときょうっ、まって、そこくすぐった…っ!』
「(風呂場は声が反響していいな)ここかい?」
『あっ、そこだめ…!ん、ぁー…っ』
「(…どうしてくれよう)気持ちよさそうだね?」
『ばかぁ…っ!(足の付け根はやめてほしい…!)』
「(これは襲っても文句言われないよね?でも初めてが風呂場はだめか)じゃあ今度は僕にしてよ、マッサージ。」
『!?お、お風呂場でしなくても上がったらっ、』
「風呂場でした方が効果的なんだよ?(本当のところはよく知らないけど)」
『…どこ痛いの?』
「(釣れた)ふふ…どこだと思う?」
『…肩?』
「いや。」
『足?』
「違う。」
『く、首。』
「不正解。」
『…どこなのっ』
「ふふ、…腰。」
『!…そ、そんなの…!』
「(あ、真っ赤になった)」
『風呂場でどうしろっていうのーっ!』
(僕の膝に跨がって、こうやって…)
(…実践させようとしてないかい?)
((バレた)…してくれないの?)
(だ、だってその体勢だと体が、)
(ふふ、密着するね?)
(…絶対やらないからーっ!)
***
ことのほか健全だった。強いて言うならB指定レベル。
雲雀さんも男の子ですから。…いっそ襲ってください!←