流星群

□バースデー
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朝からビルスとウイスは喧嘩ばかり。


どうしたものかと考えながらウイスと会話を交わす。


『綿菓子どこ~?』



いつもなら気にも止めないことなのに、敏感に反応している2人。



「あちらにある機械で作るんですよ。」



ウイスが指差す方向を見る。


確かに何か機械があるが、その周りに人が集っていて良く確認できない。



『人気なんだね。』



「そのようですね。」


にこりと優しく微笑むウイス。



私にはいつも通り接しているのに…

考えれば考えるほど分からなくなってくる。



チラリとビルスの方へ振り返ると、ビルスは此方を向いていた。


目が合いビルスは笑みを浮かべる。


ビルス様もいつも通りだ…



うーん…

一人頭を抱えるチヨラを見て、ウイスはクスリと笑みを浮かべていた。


そうこう考えている間に、私達は綿菓子製造機の元へ到着した。


トランクスが使用中。


ゴウンゴウン。


機械は動いているみたいだけど、トランクスは割り箸を持って待機している。、



『一体何がおきてるの?』


「見ていれば分かりますよ。」



『うん。』



ジーッと見ていると、機械の中に白い霧のようなものが出来てくる。



それをトランクスは割り箸をくるくる回しながら器用に付けていく。


それを何回もして出来上がったのはふわふわの雲みたいな綿菓子。



「トランクス君上手だね!」


「へへー、凄いだろ?」


トランクスと悟天は楽しそうに話しながら席の方へ帰っていく。



「さて、空いたようですしやりましょう。」



ウイスは袖をめくり上げ、ニヤリと口角を上げる。




『すごく張り切ってるね…』
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