一人ビブリオバトル

□銀河英雄伝説
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銀河英雄伝説
原作者:田中芳樹
漫 画:道原かつみ



出会ったのは中学1年だったと記憶しています。
その頃は漫画といえばジャンプだったので、本屋に行っても、そのジャンルはスルーしてましたね。
たまたま友達から借りた、道原かつみ先生のロイエンタールにやられたんですよ。

かっこいい・・・

とにかく帝国軍が美形
ラインハルトを筆頭に、誠実で長身のキルヒアイス、奥さん想いのミッターマイヤー、猪突猛進が玉にキズでも憎めないビッテンフェルト、ミュラーにファーレンハイトにメックリンガーと、名前をあげたらきりがない。

少ないおこずかいを駆使して買いましたよ。その頃はまだ漫画は3巻までしか出てなかったから、すぐ揃えられましたが。
そして、幸か不幸か小説の存在を知らなかったんですよね。

その後、だんだんと読み進んでいくうちに同盟の魅力にふと気づいたんです。
パッとしないのに、いざというとき頼りになるヤン提督、白兵戦はピカイチのシェーンコップ、いつも面倒な仕事を押し付けられるキャゼルヌ、フレデリカとかビュコック提督とか。
中でも一押しなのはアッテンボロー。
どんなピンチでも「それがどうした!」の一言で片づけてしまうところが素敵です。

道原先生の絵からハマった銀英伝ですが、自分の成長とともに、小説の面白さに気づきました。
そう、この本は、もともと小説です。
小説10巻と外伝4巻で構成されています。
作中、どんどん登場人物がお亡くなりになるのも有名です。
初めて読んだ時「えぇ!この人まで!」と唖然としました。

私が持っている小説は、文字も小さく、2段になっていて初めて読む人は抵抗があるかもしれませんね。
今は、文庫本も出ていますが、やっぱり、道原かつみ先生の漫画から読むことをお勧めします。



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