機動戦士ガンダムSEED DESTINYーBond of a mixing Novaー
□Phase02 蘇る戦炎
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C.E.73年10月2日 L4・プラント
ザフト軍軍事工業プラント『アーモリーワン』では、新造艦ミネルバの進水式の準備が進められていた。
「進水式か・・・暇だなぁ・・・」
「なーにやってんのシン」
「うわっ!」
停泊しているネルバをま見ながら呟いていると、背後から唐突に声が放たれシンは即座に振り返った。
「な・・・なんだルナマリアか・・・脅かすなよ!」
振り向いた先には自身、シン・アスカと同じくザフト軍所属のルナマリア・ホークが立っていた。
「それはこっちのセリフよ! てたわよ、さっき金髪の女の子に痴漢してたでしょ! 同僚として恥ずかしいわ!」
「ま、待てっ! それは誤解だ! あれはたまたま・・・!」
「言い訳無用! さっさと行くわよ」
「だっだから違うん・・・」
と、シンが言葉を言い終えようとした
その瞬間。
ドオオオオオオッ!!
突如、爆発音が周囲に響き渡った。
「なっ、何なの!?」
爆発音が鳴り響いた背後へと二人が振り返ると、巨大な黒煙が激しく燃え盛る炎と共に周囲に広がっている。
「・・・! あそこって・・・6番ハンガーの方角じゃない!」
「何だって!?」
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