機動戦士ガンダムSEED DESTINYーBond of a mixing Novaー

□PROLOGU
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少女には、両親がいない。



正しくは、家族がいない。


その事に少女は特に疑問を持つわけでもなく、それが少女の普通になっていた。


物心ついた時には、毎日が訓練と『最適化』のサイクル。


なぜそんな事をしているのか。

何の意味が有るのか。


少女には、判らない。


・・・いや、もはや少女には、その疑問すらみいだす事も出来なかった。


ただ、死なない為に。


「・・・死にたくない・・・大丈夫よね・・・・・・ステラ・・・」


死にたくない・・・その感情が、少女を動かしコントロールしていく。


本当の自分を理解する事が出来ないまま・・・。

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