長編
□プロローグ
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誰がそう呼んだのかは分からないー
いつからそう呼ばれているのかも、覚えてはいないー
罪を背負いし我等が与ふは
最上級の幸か地獄のような不幸か……
誰も知らない、これから始まる物語ー
紡いでいくのは自分自身ー
さあー
「I dadi sono stati lanciati(賽は投げられた)!」
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