銀魂
□オムニバス形式のお話です
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「土方さん、相談って」
「ゆき悪りぃな。ここなんだが…」
「男子厠で何かあったんですか」
「ああ、タ○キンがやばい」
「タ○キン」
「ああ。なんかこう…ほっといたらタ○キンがビッグバンで大変なことになるらしくて」
「えっ」
「ちょっとアレだが中に、いややっぱダメか?男子用だしな」
「問題はそこじゃなくて厠よりはお布団が、っていうかあの」
「っおい、ゆき何処行くんだ」
「タ○キンの相談なら泌尿器科がいいと思いますー!」
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「おや副長!厠の前に立って、早速、先程の私の申し出を対応してくれてるんですね!」
「隈無」
「このままだとタマ菌が大変なことになりますからね。迷ってる暇もない、早く消毒して、隊士たちの掃除方法を見直していただかなければ」
「ああ、それなんだが…」
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「ぷは…麦茶美味し…さっきのなんだったの、いきなり厠でって盛った学生じゃないんだから…そもそも誘う相手がちがうでしょうに」
“このままだと屯所がぁ!”
「ん?何事?拡声器?清蔵さんの声かな」
“タマ菌もとい用を足す時ナニに触れたときにつく菌!…が梅雨のジメジメで活性化してビッグバンがおきます!”
「ああ、なるほど…そっか土方さんのタマじゃなかっ….あああ何て勘違いしてたの、お布団がいいなんて言っちゃったよ?!もっと顔合わせられなくなっちゃったよ恥ずかしいいどうしようう」
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「便器を磨くことこれ心を磨くことなりぃいい」
「よし、もういい」
「いいんですか、説明を叫ぶだけで。隊士たちに伝わったとでも」
「ああ、誤解は解けた」
「いや誤解じゃなくて!タマ菌を!」
「ん?アレ、そーいや厠よりは布団っつってたな…いいのか?…いや、そんなはずは…」
「おや顔が真っ赤だよ、どうしたのかな?」
「おいなんでタメ口なんだよ」
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“はいしっかり磨いて!いっちにーいっちにー”
“くっせぇよ早く帰てぇ”
“やってらんねーよなぁ、あ、ゆきちゃん”
「ひ、土方さん」
「!ゆき…」
「…えと、さっきの、あのですね」
「さっきの」
「私はお布団の方が、」
「…お前っ…ちょっ人がいんだろ」
「梅雨のジメジメが大敵だと思うので、皆さんにお天気の日は干すようにと」
「…ああ、そういうこと」
「はい、そういうこと…です」
「はは、」
「あ、は」
「「あははははは」」
✳︎おしまい✳︎