銀魂

□オヤゴコロ
1ページ/3ページ

「お疲れ様でした〜」



15時半。今日の勤務が終了。
久しぶりに残業なしの定時上がりだ。


「さて、何しよっかな」


道場の石畳の掃除が途中だったな。
庭の草木が暑さで萎れてきているのも気になる。門番も暑そうだ、打ち水がいいかな。

そういえば近藤さんのジャケットの袖無くなってたけどまあいいや。

...って全部仕事じゃんんん!


はあ、何て私は社畜なんだろう。
門前の打ち水だけをして、とぼとぼと家に帰る。


シャワーを浴び、薄浅葱の紬に袖を通すと、しゃんと気持ちを切り替えられた。

万事屋のみんな誘ってかき氷でも食べに行こうかな。きっと奢ることになるけど、普段遊ばないし通帳にはなかなかの額溜まってる。



...なんて言ったら集られそうだから、それはナイショにしておくことに。
次へ
前の章へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ