銀魂 攘夷

□誰が正義やら
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「...で、誰がどうだったわけ?」



全員がいっぺんに投げたもんだから、勝者も敗者も分からなかった。



「俺は7回じゃな、高杉は?」

「俺もだ」

「私、9回」

「やるのぉ、ゆき」

「俺は15回くらいいったかな」

「銀時貴様おやつ欲しさに嘘をつくとは武士の風上にも置けんぞ!俺は軽く50回いったかな」



お前の即沈没してただろーが、と高杉がヅラに言う。辰馬もズルだの何だのやいやい騒ぎ立てた。煩えな。



「じゃ、じゃあ1人ずつやって、他の人が審判」

「え、ゆきちゃんまだやるつもり」

「そうだぞゆき殿!俺の50回で」

「黙れヅラァ」

「ほうじゃ、不正はゆるさんぞヅラァ」

「ヅラじゃない桂だ!高杉坂本お前らドベでおやつ奢りたくないからってそうやって」

「ソレそのままバットで打ち返してやるよ」
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