銀魂
□山崎退入院日記
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山崎退入院日記3日目
騒がしかった昨日に比べ、今日は静かだ。
麻酔が切れてから患部がひどく痛むこともある。ゆっくり療養ができるのはありがたい。
1日でも早く退院をして仕事に戻りたいものだ。
それにしても、静かだ。
誰かお見舞いに来てくれてもいいんじゃないか。まあ今日は日曜日だから、皆各々の予定があるのだろう。
そんなことを思いながら、味の薄い病院食を食らう。
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山崎退入院日記5日目
今日は新八くんが来てくれた。
なぜ彼がと驚いたが、とても嬉しかった。
「聞きましたよ、なかなかやりますね...」というので、「いやあ、大胆なことしちゃったよ」というと、「アンタ一体何したんですか」と鼻血を垂らしていた。
まだまだ彼もお子ちゃまだ。
そして、どういった経緯で新八くんが俺の入院知ったのかを聞くと、やっぱり局長が発信源だった。それと、くのいちのさっちゃん。たしか旦那のストーカーだ。
忍び仲間の見舞いの帰り、木をつたっていたところ窓から俺たちのことが見えたらしい。
さっちゃんが昨日、旦那の家に忍び込んでいるところにゆきちゃんが訪ねてきて、
「ちょっとアナタ誰よ!ん、見たことあるわね。前に銀さんと居たっていうか病院で男とチュッチュしていた子じゃないの!他に男がいるのに銀さんをけしかけてるっていうの?!それとも銀さんという男がいながら、いいえそれはあり得ないわ、だって私が銀っ」
「お前のツッコミは後だつーかするのも面倒くせぇ、ゆきちゃんどういうことだ、誰とチュッチュしてたんだ銀さんは許さねーぞオイ」
「ああん放置プレイなのねっ銀さん」
「それが、聞いてくれよ万事屋。なんと山崎のヤツが「オメーもなんでいるんだゴリラ」
「お妙さんにぴったりな可愛いお煎餅を買ったんだが、どうも会えそうにないんでな、新八くんに言付けに来たんだ!本当は自分で言いたいんだが、勲より愛を込めてって言って渡してくれないか」
「断ります」
「そう言わないで、新八くん。それ、私のおすすめなの。一緒に買いに行ったし、変なものは入っていないし、美味しいから渡してあげてほしいな」
「いやそんなのどうでもいいから、ゆきちゃんよ、ジミーとなんだって」
とまあそんなこんなで、新八くんは俺の入院の知らせを知ったというのだった。
って俺は誰に説明をしているんだ。