□狂宴、その後☆
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「離してください!嫌です!」
沖田の腕を有無を言わさず掴んで廊下を歩く。
素っ裸で廊下を歩かされる身にもなってほしい。
隊士達に見られでもしたら、恥ずかしくて顔も合わせられない。
抗議の声をあげても、土方は離してくれそうにもなかった。
やがて、副長室にやってきた。
思い切り引っ張られ、畳の上に転がされる。
「痛…ッ」
畳で膝を少し擦りむいてしまった。
「随分と楽しんでいたようだなあ、総司よ」
「土方さんには関係のない事です。貴方は恋文の返事を書くのにお忙しいでしょうし」
沖田は膨れて、そっぽを向いてしまった。
その時、パアアアンと乾いた音がした。
左頬がジンジンと熱く痛む。
土方に頬を張り手されたようだ。
殴るなんて酷い。
何だか悔しくて、辛くて、痛くて涙が出そうだ。
「誰彼構わず、股を開く淫乱には仕置きが必要なようだな」
土方の声音は地を這うように低く、冷たいものだった。
ゴソゴソと衣擦れの音がして、土方はまだ柔らかな性器を出した。
「咥えろ」
「いや!いやです!」
またパアアアンと音がして、今度は右頬を殴られた。
「もう一度言う、咥えろ」
これ以上殴られたら腫れてしまうだろう。
渋々土方の陰茎を咥えた。
頭を掴まれ、無理矢理腰を動かされた。
喉奥を突かれ、生理的な嘔吐感が沸き起こる。
吐きそうになるのを堪えながら、じっと耐える。
「ちゃんと舌使えよ」
どこまでも土方の声は冷たい。
沖田は舌先で割れた先端をなぞり、張り出したカリの周りを舐める。
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