(´・ω・`)の作ったお話。(not腐)

□色白4忍集と日焼け止め
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ただ色白な忍たまが揃うのを見たかっただけの話。
無理やり終わります(`・ω・´)

〜〜〜〜


それはいつもの学園長先生突然の思いつきだった。

「全員参加型ビーチフラッグ大会を行う!」

ビーチフラッグとは、その名の通り海辺の砂浜に旗を突き刺し、少し離れたスタートラインで後ろ向きに待機し、合図が鳴ったら飛び出し旗を一番に取った者の勝ち。という遊びらしい。

瞬発力や走力が鍛えられる、と学園長先生はおっしゃっていたがタダのこじつけだろう。
しかし、勝者は夏休みの宿題が減らされるとあって忍たま達はやる気満々だ。もちろん完璧な私が1位だろうが。



…だが、一つ問題がある。この私、立花仙蔵は肌が白く、日にあたると赤くなり僅かだが痛みが出るのだ。
季節は初夏、場所は日陰の無い海辺…どう考えても後日全身が真っ赤になるのは見えている。女装のテストが控えていることもありそれは勘弁願いたい。

なんとかならないものかと同室の文次郎に相談してみると

「なら伊作に相談してみろよ。薬でも作ってくれるんじゃないか?」

と言われた。なるほど、ギンギン馬鹿の割りには良い案だと考え、今、保健室の前に立っているのだ。





「伊作、いるか?」

そう声をかけ目の前の戸を開ける。伊作は居た。が、先客がいたようだ。2人。
あれは…長次のところの二之坪怪士丸、と、火薬委員会委員長代理の久々知兵助か。

「先客がいたか、すまない。後で出直そうか?」

あまり知られたくない話をしてたいたのなら申し訳無い。

「あ、仙蔵いらっしゃい!大丈夫入って!用件、は…なんとなくわかるよ」

「あ、そっか立花先輩も…」

「…僕らと…同じ…」

?どういうことだろう?伊作どころか後輩まで納得しているのは少々解せない…

「ズバリ、『ビーチフラッグ大会までに日焼けを止める薬を作ってくれ』…でしょ!?」

ふふんと何故か誇らしげに伊作は言った。(少しイラっとする顔をして。)
用件を文字通りズバリと当てられて面食らったが、今保健室に居る伊作以外のメンバーを見ると納得がいく。





一年ろ組、図書委員の二之坪怪士丸。担任の斜堂先生の影響を濃く受けている一年ろ組のなかでも、一際目をひく顔色の悪さ、蝋人形のような肌。伊作の私物の骨格標本並みだ。

五年い組、火薬委員会委員長代理の久々知兵助。私や二之坪ほどではないが、同じ組の尾浜勘右衛門やろ組の竹谷八左衛門に比べるとやはり白い肌。豆腐小僧というあだ名も、ただ豆腐好きだからというだけでなくこの柔肌も合間ってのものだろう。



伊作以外のメンバー…見事に共通点に白い肌が上がる者ばかりだ。
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