Are・you・opponent?

□屯所日記。〜2日目〜
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「…あ、そうだ沖田サン。さっきの罰ゲームって何です??」

「余りにも遅いんで早く帰って来なかったら、そうですねィ……アンタが書く始末書を増やしましょうかねィ」

「それってつまり沖田サンが片っ端から器物損壊するってコトですよネェ……まぁデモ、結果罰ゲームには至ってませんし」

「ならゲームするまででィ」

「あら?フフフッ!沖田サンがワタシに勝つんですか?言っときますけどワタシ、ゲームだけは一丁前ですヨォ??」

「望むところでィ」

「ちょーっと待ったテメェら!大体此処オレの部屋っ……!!」

当然俺らは土方が制止して止まる奴らでは無かった。

「何するんですか?」

「ここにトランプがある。それでババ抜きして、勝った方が相手を好き勝手にできる、それで良いですかィ?」

「ババ抜きで良いんですカァ?…そのトランプ、ちょっと見せて下さい」

俺が京華にトランプを渡すと、パラパラと捲って不正が無いか確かめていた。

「フンフン……じゃ、始めましょうかネェ♪」

京華が返したトランプを手早くきって渡すと、早速重なったカードを減らし、最終的には俺が八枚、京華が十六枚と完全に俺の方が有利だった。
















………筈だった。

「フム、これであと三枚です♪」

「………意味、分かんねぇ」
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