いつも、あなたを。

□だからこそ
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「ところで、とりあえず風呂に入ったらどうなんだ?」
「何故だい?ボクはこのままで不自由していないよ?」
「…見苦しい。白い服も赤の斑目だぞ」
「あれま、ホントだ…仕方が無い、洗濯機に放ってボクはお風呂に入るとしようか」

血って落ちるのか?と彼が言っているが気にしない事にする。何せ気に入ってる服なのだ。ただでさえ心がポッキリいきそうなのに…(泣)

「…ぐすん」
「ぐすん!?」
「何か可笑しな事言った?ボク」
「…い、いや何でも」
「そぅ?」





という訳でお風呂から上がって参りました。
文章って便利だと思わないかい?
たった一行でボクがお風呂から上がったと言う事実を書く事が出来るんだ!!((文章力ねぇクセに))



「今すぐにでも自殺はしたいケド、やっぱりお風呂は入っとくものだねぇ!すぐに自殺したくなるよ」
「どんだけ自殺したいんだよ」
「こう言う性分だ、仕方が無いでしょ?」
「何処が」
「ボクは今思った。平和島君酷くない!?」
「勝手に言ってろ」
「もっと酷くない!?」


その時彼がぼそり、と何か言っていたが、ボクには聞き取る事は出来なかった。

「…あぁ…次はどうしようかなぁ……?」
「……」
「入水自殺は無理だったし、首吊りは首じゃ無くて足がつっちゃって痛かったし」
「何で足がつるんだよ(汗)」
「背伸びするから」
「…(呆)」

うわぁ、何か溜息つかれた。
「溜息つくと幸せがあぼーん!しちゃうよ」
「意味分かんねぇし。何だよあぼーんて」
「あぼーんはあぼーん!だよ」
「さっぱり分からん」
「これだから最近の若いもんは」
「何歳だよお前」
「精神年齢は649歳!!」ドヤッ
「嘘だな」
「信じるか信じないかはアナタ次第★」
「そろそろキャラ崩壊が目立ってきたぞ」
「そんな苦情はどうせ作者さんに行くんだからボクは気にしないよー?」


「気にしろよ!?」
【え、責任は私だけなの!?】


その後、ボクと彼の無駄話(と何故か作者)は続いたとか、続かなかったとか。
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