盗まれたもの…
□師匠とゾルディック
1ページ/6ページ
《〜♪ 〜♪ 〜♪》
「…ぅん、ふあぁぁぁ」
携帯の着信音で目が覚めたアイリ
時刻を見てみるとAM3:50
(誰だろ、こんな時間に…)
そう思いながら電話に出てみると
○○『おう、アイリか?』
「んうぅ?ジンさん?」
ジン『あぁ、(眠そうだなぁ。)元気か?』
アイリの念の師匠である、ジン=フリークスだった。
「はい、元気ですよ。…てゆうか、普通こんな時間に電話かけてきませんよね?すっごく眠いんですけど…」
ジン『あー、悪ぃ。丁度暇だったもんでな』
「そうですか…」
相変わらずマイペースだなぁと考えていると、アイリの部屋にこの家の主が入ってきた。
シルバ「アイリ、誰と電話している?」
「あ、シルバさん!ジンさんですよ。えぇっと…何かありましたか?」
アイリはハンター試験でキルア、イルミと仲良くなったのがきっかけでここ、ゾルディック家にお世話になっているのだが
シルバ「あぁ、今日仕事頼めるか?」
「あ、はいっ!もちろんですよ。それで…何の仕事ですか?」
執事兼、ゾルディック家の暗殺者として働くことが条件である。
シルバ「お前がその電話の用事が終わってから話す。」
「あ…!(忘れてた)もしもし、ジンさん?」
ジン『アイリ、俺のこと忘れてただろ…?』
「はい、すいません。完全に忘れてました。」キッパリ
ジン『キッパリ言ってくれてどうも。ま、お前の声が聞きたかっただけだしもう切るな。』
「今度電話するときはお昼とかにしてくださいね!」
ジン『わかったよ。じゃぁな』ツーッツーッ
「それで…、仕事の内容は…?」