盗まれたもの…

□師匠とゾルディック
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《〜♪ 〜♪ 〜♪》


「…ぅん、ふあぁぁぁ」



携帯の着信音で目が覚めたアイリ

時刻を見てみるとAM3:50



(誰だろ、こんな時間に…)



そう思いながら電話に出てみると



○○『おう、アイリか?』


「んうぅ?ジンさん?」


ジン『あぁ、(眠そうだなぁ。)元気か?』



アイリの念の師匠である、ジン=フリークスだった。



「はい、元気ですよ。…てゆうか、普通こんな時間に電話かけてきませんよね?すっごく眠いんですけど…」


ジン『あー、悪ぃ。丁度暇だったもんでな』


「そうですか…」



相変わらずマイペースだなぁと考えていると、アイリの部屋にこの家の主が入ってきた。



シルバ「アイリ、誰と電話している?」


「あ、シルバさん!ジンさんですよ。えぇっと…何かありましたか?」



アイリはハンター試験でキルア、イルミと仲良くなったのがきっかけでここ、ゾルディック家にお世話になっているのだが



シルバ「あぁ、今日仕事頼めるか?」


「あ、はいっ!もちろんですよ。それで…何の仕事ですか?」



執事兼、ゾルディック家の暗殺者として働くことが条件である。



シルバ「お前がその電話の用事が終わってから話す。」


「あ…!(忘れてた)もしもし、ジンさん?」


ジン『アイリ、俺のこと忘れてただろ…?』


「はい、すいません。完全に忘れてました。」キッパリ


ジン『キッパリ言ってくれてどうも。ま、お前の声が聞きたかっただけだしもう切るな。』


「今度電話するときはお昼とかにしてくださいね!」


ジン『わかったよ。じゃぁな』ツーッツーッ



「それで…、仕事の内容は…?」
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