書籍
□私と陸奥さんの60日
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私は、今日、今、この瞬間に、この刀たちの中から一振りを手にしたその時から、審神者になる
同期の皆はすぐに刀を決めて、それぞれこんのすけという可愛い狐に自分の本丸に案内される
(どうしよう…)
私は、初期刀のなかで、一振りに目が止まった
その刀は、人に触れられずずっと、そこに佇んでいる…まるで、今を見ていないような…
「あ、あの、こんのすけ?」
「はい!なんでしょう?審神者様!」
「あの刀の名前は?」
あぁ!と言い、陸奥守吉行で、ございます。と、言われた
「私、彼にします」
ここから始まる審神者の物語
(こんのすけ、陸奥守吉行さん、これからよろしくお願いします)
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