ギャグ小説の段

□羽衣伝説
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網問「疾風兄!」

鬼蜘蛛丸「疾風兄、どうゆうことですか?」

疾風「説明しよう!君たちは羽衣伝説を知っているだろうか?」

網問「羽衣伝説?」

鬼蜘蛛丸「天から降りてきた天女が羽衣を木にかけて水浴びをしている際に、男がその羽衣を取ってしまった、ってゆうアレですか?」

疾風「まさしく!」

網問「もしかして、これが…」

疾風「さすがは網問くん」

鬼蜘蛛丸「まさか!?天女なんて伝説ですよ?いるはずがない!」

義丸「しかし、現にここに天女の羽衣がある」

網問「と、ゆうことは…!」

鬼蜘蛛丸「ありえない!」

疾・義・網「「「天女(おねーさん)の裸がそこにある!!」」」

鬼蜘蛛丸「へ?」

義丸「だーかーらぁー。ここに羽衣があるってことはぁー」

疾風「お姉さんが水浴びをするのに、これを松の木にかけてたってことだろ?」

義丸「近くに裸のお姉さんがいるってことよ」

網問「僕たちだって伝説の天女にまさか会えるとはまさか思ってませんよ」

鬼蜘蛛丸「…あ、そっすか……」

疾風「善は急げだ!さっそく天女(お姉さん)にこれを返しに行くぞ!」

義丸「はい!」

疾風「いや、お前は来んなし」

義丸「何でですか?」

疾風「お前が来ると全部持ってくだろうが」

義丸「?」

疾風「忘れたとは言わせねぇぞ!丹波のねねや、淡路のゆき、伊予の小春…、今までに何人の女がお前に持っていかれたかぁ!」

義丸「それは疾風さんが彼女たちの好みじゃないからですよ?
 そんなこと言って、疾風さんだって、丹波のせつさんや、淡路のはなさん、伊予のあきさんとよろしくしたじゃないですか?」

疾風「彼女たちは全員俺より年上だ…。俺だって若い娘とよろしくしたいんだよぉ」

義丸「若者には若者の楽しみ方ってもんがありますからねぇ」

 
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