よみもの〜びくす〜


□ケンの優しさ
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一緒にいてもいたりない。

ずっとくっついていてもまだまだ足りない。


それって僕だけなのかな。
ねぇ、ヒョン?









今日はロケ。

2人ずつ3組に分かれて別行動をするというもの。

メンバーたちは僕たちのことをなんとなく気づいているようで、僕とジェファニヒョンが一緒になるように配慮してくれた。


だから今日はヒョンとデートみたいな感じ!

うわー、すっごく嬉しい!!




「ねぇヒョン、ねぇねぇ!今日はどこ行く?」

「どこ行くってホンビナ…、行く場所は決まってるだろ〜?ロケなんだからさ〜。」

「そりゃそうだけどさぁ〜。行く場所によって観光スポットとかあったりするじゃん!」

「ふっ…そんなのはな、ホンビナ!お前と一緒に居られたらどこでもいいんだよ!」

「…え〜、ヒョンじじくさい。」

「ガーン(ショックを受けるケン)」




なんて強がりながらもジェファニヒョンの言葉に内心は喜んじゃってる僕。

ほんと単純だな…





メンバーたちはバスに乗って移動している途中。

僕は普段よりうきうきした心持ちでバスに乗り込み、外の景色を見ていた。



「ビニヒョン、なんかそわそわしてません?(  ̄ω ̄)」

「今日はいつもよりなんか楽しい気がするからね!(笑)」

「ふーん?」




僕はリュックの柄の部分を持ち、うきうきしながらバスを降りた。


なんてったって、ここからジェファニヒョンと二人っきりだもん!
(カメラさんとかはいるけどね。。)



各自バスを降りると、別々の道へ別れていった。
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