long novel

□ずっと一緒に・・・7
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新一と結婚式をして1週間経ったある日

工藤邸に一本の電話が鳴った。
「はい。工・・藤・・・です。はいはい。大丈夫です」
横で聞いていた新一が笑っている。
「誰からだった?」
「セールスの電話」

新一が笑ってる理由・・・。
それは、蘭が『工藤蘭』の名前を見るたびに、電話で『工藤』と言うたびに、顔を赤くしているから。

「笑わないでよ・・・」
「そろそろ慣れるだろ。普通」
「仕方ないでしょ!///」
「何で?ただ名前が『工藤 蘭』になっただけだろ?」
「嬉しいし、恥ずかしいの・・・」
「・・・可愛いよなぁ・・・」
「っ//////」
「電話が鳴る度に、手紙が届く度に、顔を真っ赤にした可愛い蘭を見るのも好きだしな」
「っ〜〜/////バカ〜〜////」
「叩くなよ・・・蘭」

蘭がちゃんと『工藤』と言える日はいつ来るんでしょうか・・・?

あとがき
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