long novel

□ずっと一緒に・・・6
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その夜。

私はお風呂から上がって、新一の所に行く。
「新一?」
「ん?」
先にお風呂に入った新一は、ベッドに座って壁に寄りかかりながら本を読んでる。
「風呂長かったな」
「疲れてたからかな?」
「来いよ。髪、乾かしてやるから」
「えっ?いいよ!自分でやるから」
「いいから」
「じゃあ・・・お願い」
私はベッドの下に座って髪を乾かしてもらう。
「今日楽しかったね!新一!」
「何回泣いた?蘭」
「分かんない・・・。」
「泣き虫だからな。蘭は」
「だって感動したんだもん・・・。園子とお義母さんがくれたビデオとか、和葉ちゃんと服部君のスピーチとか、少年探偵団だって歌を歌ってくれたんだよ?思い出したらまた泣いちゃいそう・・・」
「確かにな・・・」
「すっごく幸せだよ。私」
「俺も・・・。髪、乾いたな」
「ありがとう」
私もベッドに座る。
お互いに見つめあってキスをする。
だんだん深いものに変わっていく。
新一が私を押し倒して耳元でつぶやく。
「続きは夜って言ったろ?」
「/////バカ・・・////」

こうして二人の甘い夜は過ぎていった


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