long novel

□ずっと一緒に・・・3
1ページ/3ページ

「工藤!まぁまぁ似合ってるやんけ!」
「うっせーな・・・。服部に言われても全然嬉しくねぇし・・・」

結婚式の控え室。
入って来たのは、探偵仲間でもあり、ライバルでもある服部。

「何で不機嫌やねん・・・。愛しの姉ちゃんと結婚式っちゅうのに」
「きっと蘭ちゃんに会えなくて不機嫌なんじゃないかな?」
そう言いながら部屋に入って来たのは父さんだ。
余計な事言いやがって・・・。
「そうだろ?新一」
「うるせー」
そんな事を言うとまたあいつが・・・
「そうやったんか〜!工藤〜!」
ほら・・・やっぱりな・・・。
「うるせーよ!ってか何、仲良くなってんだよっ!」
「いや〜!話が合ってね・・・」
「工藤の親父さん、おもろいな!」
「また後で来るよ」
「別に来なくていいよ・・・」
「有希子が来るだろ?」
「うっ・・・」
母さんがいた・・・。
「じゃあ」
父さんはそう言うと、部屋から出ていった。

「はぁ〜・・・」
「なんや今度は・・・」
「大変だったんだよ。母さんが」

結婚の許しが出た日の事を話始めた。
次へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ