アカネイアall

□マジ
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「もう!マジむかつくんだけど、マジマジでむかつく!」

「え、なに言ってんだ、わけわからねぇ」

「だからマジマジむかつくって言ってるの」

「え」

「あんたのことがマジでむかつくっていってんの。察しろ」

「なんだ、この男前を前にして何を苛々しているんだ」

「あんたがまーた大けがして帰ってきたから怒ってるの!バカなの!?
あんたきこりなのよ!斧は強いけど命中率低いし、守備も低いし」

「まぁ、結果的いきてるし」

「そうじゃないのよもう!なんであんたは――サジが近くにいないときは無理しないで。
サジが止めないとあなたどんどん行っちゃうんだから」

「だがなぁ、目の前で仲間がやられていたら、無茶もするよ」

「あんたがその仲間を心配するみたいに、私もあんたが心配だって言ってんのよ鈍感野郎」

「クリス…でもな、」

「いいわけは聞かないけど」

「言い訳?かもしんねぇけど、お前がいるから俺は無茶ができるんだぜ?
怪我しても死ななければお前が杖で直してくれるから、頑張れるし希望を持っていられるんだ。
だからそう、怒らないでくれよ」

「――っあんたって本当最低!次はなおしてあげないから!」

「おうおう(そういっていつも直してくれるけどな)」


君が心配で


あとがき
え、短い?ごめんマジ。しかし初めてサジとマジを見た時の衝撃は今でも忘れまい。
「え、同じの二人いる!?え、マジ!?」

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