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あいさつがわりのお話です!







今日も池袋は平和だった
…というか寒かった。
「もう12月か…」
今日はアイツ出てこない…くそッ
年末までになんとかしねぇと…

その時だった。

「あー…シズちゃん
なんでここに?」
少し離れたところに折原臨也はいた。
「てめぇこそなんで池袋にいんだよぉ⁈」
「いやぁー、仕事があったからねー。そしたら前にいてね。」

あーイラつくイラつくイラつく!
今日こそけりをつけてやる!


「シズちゃん、その手に持ってるのって道路標識?そーゆーのは税金で…っとわぉ!」
「死ねくそイザヤぁぁぁぁ‼︎‼︎」

俺はイザヤを殴った

…はずだった。
足元の石に気づかなかったのだ。
俺はバランスを崩してしまい、倒れこんだ。

ドサッ

「…ってぇ…
ん?」

そこに折原臨也はいた。
しかも、耳が少し赤い。
俺がイザヤを押し倒している状態だった。

「あの…シズちゃん、どいてくれる?」
「…あ、すまん」

「シズちゃん顔赤いよ?」

「なっ…はぁっ⁈」

何故だろうこんなに熱い。冬なのに、なんでっ…

するとイザヤは俺に抱きついてきた。
「シズちゃんってやっぱかわいいね〜☆池袋にきたかいがあったよ。」

かっ、かわいい⁈俺が?
イラつく、イラつく
なんで俺がどきどきしなくちゃいけないんだよ!

「おー耳まで赤い笑」
「…はぁっ?!あのなぁ…⁈」

キスされた。

「お、じゃーねシズちゃん☆
時間だ。また会いに行くよ〜☆」

熱い熱い熱い熱い熱い。
頭からアイツが離れなかった。
まさか、さっきので惚れてしまった…?

ああああもう‼︎‼︎‼︎

「意味わかんねぇぇぇ‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎」
俺は自動販売機をなげた。

イザヤサイド

「せっかくシズちゃんに会いに行ったのにゆっくりできなかったなー。ま、いいか。
かわいいもの見れたしねー☆」

end

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