薄桜鬼夢小説〜表の少女〜

□第八章
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俺が風呂に入ったあと、土方さんが幹部を集めてくれた。

「で、話ってなんだよ?」
平助に言われて土方さんが話始めた
「由葉の事なんだが…」
皆が俺に注目する
「実は女だったみてぇなんだ」
………………
沈黙
皆固まっていて微動だにしない
「えええええっ!?」
平助が一番最初に反応した
「女子と見抜けなかったとは…一生の不覚!」
近藤さんが少しショックを受けていた
「まあ、確かに普通の男より線は細いし、顔も中性的だしおかしくはねぇんだが」
と左之さんが納得したように言う
平助に
「お前、ホントに女なのか?」
と恐る恐る聞かれた
「ああ」
そうだよ俺はどうせ女に見えないよ
「由葉が女……」
総司にまでそんな反応をされたので耐えきれずに
「ああもう、だから女だって!なんなら脱ぐ!?」
「許さんぞ!女子はそんなに体を露出していいものではならん!」
近藤さんに怒られてしまった
「今まで特に不便もなかったし!扱い方は変えなくて大丈夫です」
とだけ告げて出てきた
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