絶園のテンペスト

□魔法
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〜町〜

3人は絶句した…

菜々「…何⁉︎
なにがおきてるの…?」

汐里「もう。町じゃねえな。」

吉「おいっ!大丈夫かっ」

真「もう金属化が始まってる」

吉「金属化?」

硬い…確かに金属みたい

真「あの女が言ってた「黒鉄病」ってやつだ」

菜々「私たちは大丈夫なの…?
あと、山本さんも…」

真「大丈夫だろ
お前等もあの女も。
1番影響のある時に俺の近くにいたからな」

吉「いったいなんだ?」

汐里「何が…起こってるんだ…?」

真「魔法さ
「黒鉄病」はただの前触れだ。
そいつが目覚めたら日本どころか世の中の全てがひっくり返る


心配するな
そのバカを止められるやつが1人だけいる

その一族姫にして史上最強の魔法使い

鎖部葉風
こいつがいればとめられる」

菜々「そのお姫様はどこにいるの?」

真「どことも知れない無人島に閉じ込められてるよ」

汐里「どことも知れないって…」

吉「魔法を使って脱出できないのか?」

真「魔法を使うには条件があってそこじゃろくに使えない」

菜々「それじゃあ、ダメじゃないかな?」

真「ダメだな
だから、オレがその姫様に手を貸してやることにしたのさ」

汐里「お前いいやつなのか悪いやつなのかわかんないわ」

【おい こら真広
これは公平な取引だ
恩を着せられる筋合いはない】

すごいびっくりして

菜々「は、ははなしたよ⁉︎」

吉「おい その人形はっ⁉︎」

吉野が驚いてるのは珍しいな〜

【誰かいるのか?】

真「ああ。いるが…」

ズズ ンッ

汐里「地震⁉︎」

菜々「この蝶の量はさ、すがに気持ち悪いよ…」

吉野に菜々は寄りかかった
(吉野が隣にいたから)

吉「菜々?」

菜々「ごめんね…気持ち悪くて…」

汐里「菜々こっち来な」

菜々「うん」

真「…(チッ)



愛花を殺したやつをこの手で殺してやれる

見ろ。あれがオレらが止めようとしてるもの。

その力の一部だ。」

果実⁉︎
鎖を巻かれた巨大な…!

真「この世がバラバラになろうが構いやしない

だがオレが世界を救ってやるよ」
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