★婆娑羅の館
□社会見学
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☆社会見学
官兵衛さんがうちに住むとなると、布団類は常備されているし……
必要なのは日用品か……
「官兵衛さん、買い物行くぞ。」
おいてあったファッション雑誌を見ていた官兵衛さんこっちを向く。
「小生も行っていいのか？」
服装のこととか世の中のルールとかもろもろは最初の３０分で説明した。
武器はあの鉄球しか持ってなかったらしい。
楽だ。それに理解が早い。
さすが頭脳派と呼ばれる男だ。
ほとんどのことは一回で理解してくれたし、シャワーとドライヤーも大して驚かなかった。
だから官兵衛さんならつれてってもいいと思った。
「服のことなら心配すんな。着流しならは俺もよく着るし、嫌だったら親父が昔おいてったやつがきれんだろ。」
「すまんな……全部。」
「俺に任せろ。拾ったやつの面倒を投げ出すほど責任のねぇやつじゃねーから。じゃあ俺は先外でてっから。」
「鎖鬼はもしかして小生のこと犬か猫とおもってるんじゃないか……」
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