-短歌・31の葉-
□*双葉の頁*
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初期の頃の短歌です。
(若干、推敲してあります。)
[祝婚歌]
顔文字の頬もほのかに桜色 新婦の喜び溢れるブログ
入籍を祝って集まるコメントの体感温度は春の温もり
三つ葉なら君のハートを付け足して四つ葉にしよう僕らに幸あれ
*相互リンクしているブログでのお友達・べぃじゅさんがご結婚された際に詠みました*
[相聞歌]
泣きそうな理由を全部並べても二人の恋に進展は無し
現実はラブソングほど甘くなくあやふやなまま渇いてく日々
1ピース失くしただけでそのままの未完のパズルに似た片思い
「充電!」と抱き寄せられた夕暮れの君の吐息はマナーモードだ
こんな日に限っていつも快晴で 罪の意識が増す逢瀬です
[その他]
連休の初日の朝の青空は例えるならばブルートパーズ
怒りをも旋律に変え歌う君 鋼の牙を胸で眠らせ
地下鉄をメトロと呼ぶから一度だけマドモアゼルと呼んで下さい
剥き出しにした玉ねぎの内側に隠れて君を泣かせてみたい