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□最高で最悪の日
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ある日のアジト

ーーー朝
Sideキド

「今日も良い天気だな…
ってカノ期限良さそうだな」
くぐっと背を伸ばし日を浴びた俺は隣でずっといつものニヤケ顏じゃなく普通に嬉しそうな顔をしているカノに声をかけた
「えっ?そうかな〜?」
俺に声をかけられるのをわかってたかのように ニヤケだしたカノの顔を少し殴っ… 制裁を加えた
「いっ!酷いよキド!」
頬を抑えわざとらしい涙目でこちらを睨んでくるカノを踏みつけた
「まあ、ともかく本当になんで期限いいんだ?」
気になったことは結構気になるたちなので カノにもう一度聞いてみた
「あ、2人ともおはよっす!
今日も良い天気っすね!」
「ん〜おはよう」
元気にいつもの爽やかスマイルをまとって挨拶をしてきたセトとまだ眠そうに目をこすりながらふわふわしているマリーが起きてきた
そして、後ろから団員の皆も出てきた
「あぁ、おはよう」
「おはよ〜☆」
そして、俺たちもみんなに挨拶返す
「てか、2人は何か話してたみたいっすけど何話してたんすか?もしかして、お邪魔したっすか?」
「あぁ、そうだったカノが期限良かったから聞いてたらお前らが入ってきたんだ」
「そうなんすか!で、カノはなにがそんなに嬉しかったんすか?」
少し間を開けてカノは無言で立ち上がりマリーの方へ行くと俺たちの方へ顔を向けで満面の笑みで
「僕達付き合うことになりました〜☆」
「ッカノ!///」
は?団員全員そう思った事だろう、あの2人が!?付き合う!?
今までほとんどと言っていいほど団員以外としての接点がなかったはずの2人が付き合っている
しかも、ラブラブっぽい
「…そうか、幸せにな」
(もう、どうにでもなれ)
キドは考えることを放棄したw

「ふぁぁ〜おはよう…」
そして、皆より一足遅れてメカクシ団第1号のリア充もといシンタローがでてきた
「おはy「シンタローさん!おはようっす!今日もかわいいっすね!」 …はぁ」
実はセトとシンタローは付き合っている付き合って半年はたったと、いうのにラブラブだいやセトが、シンタローにゾッコンなだけか
あぁ、このクソ リア充爆発しろ…

「お、おいセト苦しいって…」
セトの腕の中で息ができないのか苦しそうなシンタローの声でセトはハッとし急いで腕を話しただが、距離は近いままだ
「すみませんっす!!」
「べ、別に怒ってねぇけどよ…//」
「えへへ、ごめんっすシンタローさん」


「もう、カノ皆に言うなんて聞いてないよ!」
「ごめんってマリーでも、マリーが僕のだって皆に示したかっただけなんだよ」ニコッ
「ぇ、えぇ…//」

ひとつのカップルにイチャつかれるのでも精一杯だったのに二つにイチャ疲れたことで
ブッチーン
ついに俺の堪忍袋の尾が切れた

「お前ら…」
「「「「えっ?」」」」
「イチャつくならそとでやれぇぇ!!」
「「「「えぇ?」」」」


Sideシンタロー
なんで、キドは怒ってたんだ?俺なんかしたか?まさか俺がパソコンいじるだけで役に立たないから?ニートはいらないってか?あぁ、もう社会のクズでごめんなさいごめんなさいごめんなさい←ネガティブ

「シンタローさん!」
急に大きな声で呼ばれびっくりして振り向く
すると、セトは目が赤くなっていたきっと俺の心を読んだのだろう
それより、セトが真剣な表情で少し口を結び眉を釣り上げているのが気になった
怒ってるのか?
「怒って無いっすよシンタローさん」
そういってセトは効果音つけるならそうふわっって感じ何時もの爽やかスマイルじゃなくて本当に優しい笑みで俺はついつい見ほれてしまった

「シンタローさん
あなたはいつでもネガティブに考えすぎなんですキドはニートだろうがなんだろうが見捨てたりしないっすよ
それに、もしキドがシンタローさんを見捨て用が世界が全員シンタローを見放したって俺はシンタローのそばにいますから」
「セト、」
そうか、セトはこんなにも俺のことを考えていてくれたんだな
「ありがとう、セト大好き…」チュッ
控え目で本当に触れるか触れないかのキスそれでも、シンタローの思いがこもったキスをセトは赤くなってそして今度は無邪気に笑って抱きついてきた

Sideカノ
「てか、あのバカップル完全に僕たちの存在忘れてるよね…」
「…カノ」
「あっ!マリー変なもの見せたね、ごめん」
「カノ、私目覚めたかもしれない」
「え?」
「セトシンGood!」
「えぇぇぇぇ!?!?」

そして、今日は初めてマリーと皆の前でイチャイチャできたのとマリーが変な趣味に目覚めた最高で最悪の日であった…

だけど、やっぱりマリーは可愛いね!



--end--

リクエストお受けいたしました!
セトシン➕カノマリです
カノマリは初めて書いたのでいい経験になりました!
満足いただけたでしょうか?
満足いただけなかった場合はまたかきますので!

では、ここまで読んでくださってありがとうございました!

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