main(´・ω・`)
□エネシン
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「エネぇぇええ」
薄暗い部屋のなかで、pcを目の前に座っていた少年は急に怒鳴りあげる
pcの画面には全体的に青色の少女がニヤニヤしながら浮かんでいた
「なんでっすかーご主人♪」
「なんで俺の秘蔵フォルダが全部お前で埋まってんだよ!!」
「だってご主人、裸の女の人見てはニヤニヤしてるじゃないですかー」
「も、もーやめろぉぉ、言うな!そんなデリケートなとこつつくな!」
頭を抱えて うわあと叫ぶ主人を前に、青色の少女は静かに俯いた
「一応私彼女なのに・・他の見るとか浮気じゃないですかぁ・・」
少年シンタローは青い少女エネを見る
エネはそのまま俯いたままだ
「・・まさか、嫉妬か?泣いてるのかよ?」
「違います!怒ってるんです!」
そう言うと急にこちらを向き
プクゥと頬を膨らました
「だから私を見てほしいって思ったんですご主人!!」
真顔で、シンタローはエネを見つめた
「でも悪いことをしたのは確かだって反省してます・・」
「写真削除しろ。ってかこのフォルダごと消せ」
とても傷ついた表情をしながら
エネは言われた通りに消していった
「き、嫌いになりましたか・・?ご主人・・」
シンタローはエネと目をあわせると
「あぁ。」
と頷いたのだった。