長編
□私と聖闘士と聖域!!
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「アナスタシア、私と共に聖域に来ないか?」
全てはカミュのこと一言から始まった
「本当に本当に本物のカミュなの‥?」
「あぁ、本物だ」
「っー‥カミュ!!会いたかった‥!」
家のチャイムが鳴ったからドアを開けて見れば
そこには13年前にどこか遠い所へ行ってしまった兄、カミュの姿があった
「ふっ、うぅ‥会いたかった‥」
泣きながら抱きつくと私を受け止め、頭を撫でてくれた
「あぁ、私もだ。もう少し早く来たかったんだが色々あってな、すまない」
「んん、会えたから良かった‥。‥カミュ、」
「ん?」
「おかえり!」
「‥ただいま」