うたの☆プリンスさまっ♪
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こちらはパーティを開催する嶺ちゃん先輩、音也くん、トキヤのお部屋。
ただ今、なっちゃんとカミュ先輩とレンさんが飾り付け中なのですが…。
「おい愚民、そこは氷のタワーにするべきだ」
「えー、ここはふわふわのピヨちゃんにしましょうよ」
「シノミーもバロンも誕生日パーティを分かってないね。ここは、ダーツで盛り上がるのさ」
三人の共通がなくて、部屋の飾り付けがバラバラです。
大変!
アンバランス!
誰よこのメンバーにしたの!
私だよ!
失敗でした。
もっとちゃんと考えるべきでした。
「ちょ、ちょっと、何これ!何でこうなったの!」
「あ、私ちゃん!」
「やぁ、レディ」
「愚民ではないか。何をしに来た」
「何しにって、偵察に…。てか、ちゃんと統一感のある飾り付けしてよ!何で一つの部屋に3つの世界観があるの!」
「それぞれ思い通りにやった結果さ」
「僕は、音也くんの元気なところをイメージして頑張りました!」
「パーティならば豪華に、華麗に行うべきだ。そんな貧相な飾り付けではパーティにならないだろう」
「パーティなら楽しくやらないとね。せっかくのイッキの誕生日なんだ。賭け事をしたら盛り上がるだろう?」
「賭け事?景品とかは?買い出し組に頼んだの?」
「いや、景品はレディさ」
「私ちゃんですかぁ?わぁ、僕、頑張ります!」
「貴様が景品か…。下っ端としては使えそうだな。おれに仕える事を光栄に思え」
「……私、買い出し組と一緒に行ってくるね」
もう知らない!
氷でもピヨちゃんでもダーツでも何でも飾ってくれ!
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会話ばかりですみません…
急げ!