other life〜hamatora ver.〜
□恋はナントカ
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最近視力低下が著しい。
少し前まで見えていた筈の看板も読めなくなってきた。
畜生ブルーライトめ。
そんな私、良いのか悪いのか、
「「「ありがとうございましたー！」」」
眼鏡、始めました。
『………はあ』
どーしよコレ。
眼鏡掛け始めたなんてみんなに知られたら
「あれ〜鈴蘭ちゃ〜ん！どしたの溜め息なんてついて〜、幸せ逃げちゃうよ〜」
……………ああ、なんて間の悪い男。
『…チャラ男ウザい』
「え!?オレまだ何もしてないのにー!!」
「お前は黙ってろ。にしても眼鏡なんてしてどうしたんだ？変装か？」
『いや、普通に視力落ちただけ』
「えぇぇぇぇ!!!!」
『…いや、何でそんなに驚くの』
「だってそれ、眼鏡が無いとオレの顔見えないってことでしょ!?」
『レシオ、こんなとこに塵が落ちてる』
「塵はゴミ箱行きだ」
『ちょっと捨ててくる』
「えっちょっ、２人ともやめて!?」
『あんただって普段からサングラス掛けてる癖に何言ってんの』
「それはだって鈴蘭ちゃんが眩しくて直視出来ないからだよ〜」
『………』
「あれ、鈴蘭ちゃん顔真っ赤！もしかして照れて痛い痛い痛いやめて痛い肘モゲるいーやー!!!!」
絶対こいつの前で眼鏡掛けないっ！
──────────────────
(ったく鈴蘭も素直じゃねーな)
(ん？レシオ何？)
(………いや、大したことじゃない)
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