The sky which embraces you

□act3 バラしました
2ページ/2ページ



『ーーと、まぁこんな感じですかね』



ジンさんとカイトさんと焚き火を囲み、私の元いた世界についてざっくばらんと話す



「ほーー………
不思議なこともあるもんだな」


「ジンさん、この話信じるのか!?」



カイトさんが始終不思議そうな顔をしていたが、ジンさんだけは納得したような顔だった



『え、ジンさん信じるんですかこの話』


「信じるしかねーだろ
なるほど、異世界から来たのか…

なら俺の円の中にイキナリお前が入ってきた理由は納得した」


『(あ、円張ってたんだ)』


「夜空、お前これからどうするんだ?」



そう聞かれて、しばし悩んでから口を開く



『元の世界と元の体に戻る方法を探します
……とりあえずこれからは住み込みで雇ってくれる所を探します


まぁいざとなったらギャンブルで稼ぎます』


「買Mャンブル!?
絶対ダメだ!!;;」


『大丈夫ですよ、私ギャンブル得意なんで』



超直感のお陰で大得意です








「じゃあお前、俺たちと一緒にいるか」


『………………………………ん?』


「行く当てがないなら一緒にいるか」






あぁ、これが夢小説的展開ってヤツか




兄さん、どうやら私も兄さんに負けず劣らずの巻き込まれ体質だったみたいです
前へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ