シュガーでごめんあそばせ

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「魔獣ねーっ」

「いかにも狂暴そー」


アルビダのいた海賊団から船と、あと食料を強だ……げふんげふん。

小船とその他もろもろをありがたーくちょうだいし、ルフィたちと海を旅している。



「そうですよ二人とも
ロロノア・ゾロは“海賊狩りのゾロ”という異名をもつ恐ろしい奴です」


アルビダが口走った、ロロノア・ゾロと言う人物に興味を示したルフィは、彼を仲間にするらしい。


それをなんとか止めようと、コビーはゾロと言う人物がいかに恐ろしいのかを語っている。



「血に飢えた野犬のように賞金首をかぎまわり、海をさすらう男だと。人の姿をかりた”魔獣“だと人はいいます」


「ふーん……」


船首に腰掛け、ルフィは相づちを打つ。


「あー……ヒソカみたいなもんかー」


いや、アイツはただの変態だが。

こちらの世界にもヒソカのような変態がいたら全力で逃げる。変態は異世界共通とかだったら泣きますがな。


「だから仲間にしようだなんてバカな考えはすてた方が……」


「でも、別におれは仲間にって決めた訳じゃなくて

もし良い奴だったら」

「悪い奴だから捕まってるんですよ!!」



全くもって正論である。
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