ハガレン2

□生きたい…ただそれだけ
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「襲撃だ、出動せよ!」

怒鳴るような声で男はリザに命令をした。
階級はリザより上だ。
リザは重たい体を引きずるように、歩き始めた。

ここでは嘆く暇など与えてくれない。
あるのは生死の戦いなのだ。
殺らねば、殺られる。
それが明るい未来を掴む為の過程なのだ。
そう思いざる得ない状況に嫌気を差したが、体は銃を手にとり戦っていた。



end.
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