ハガレン1
□素直であること
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「うわぁ、屈辱…でも、夜の方が涼しくてデスクワークにはいいすよね」
「その間、私はデートでもしていようかな」
「いいスよ、別に。俺は中尉と一緒に頑張りますから」
と、ホークアイに話を振ったが、
「ごめんなさい、私今日定時には上がらせてもらうわ」
断られた。
そう言うホークアイの机の上は処理済みの書類の山があった。
「なら、夜勤組と頑張りますよ」
「共に頑張ることは出来ないけど、応援はしてるわ」
「応援ありがとうございます」
ハボックは一人未処理の書類に向かいやり始めた。
しかし、片手に持っている団扇だけは手放さなかった。