ハガレン1

□素直であること
2ページ/7ページ

「うわぁ、屈辱…でも、夜の方が涼しくてデスクワークにはいいすよね」
「その間、私はデートでもしていようかな」
「いいスよ、別に。俺は中尉と一緒に頑張りますから」

と、ホークアイに話を振ったが、

「ごめんなさい、私今日定時には上がらせてもらうわ」

断られた。

そう言うホークアイの机の上は処理済みの書類の山があった。

「なら、夜勤組と頑張りますよ」
「共に頑張ることは出来ないけど、応援はしてるわ」
「応援ありがとうございます」

ハボックは一人未処理の書類に向かいやり始めた。

しかし、片手に持っている団扇だけは手放さなかった。
次へ
前へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ