But I still love you.
□7.虚
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─宙side─
反応があった場所に向かうと大量の虚がいた。
「ちょ、多くない?」
私は苦笑いをして斬魄刀を抜く。
「駆け巡れ、雷皇覇」
私は始解をして虚に斬りかかった。
虚を倒したが何か違和感を感じた。
コイツら、本当に虚……?
虚にしては強すぎる。
最下級大虚にしては小さいが力はそれ以上だ。
「冬獅郎…。なんか変だよ……」
私は虚を斬りながら話しかける。
冬獅郎も気付いていたのか目をあわせて小さく頷いた。
「大丈夫か!?」
後ろから黒崎が来て加勢する。
「なんだよこいつら?」
黒崎に聞かれて私は首をかしげた。
「まずは、これを片付けてからでしょ」