宝物・捧物
□【れたすばたけ。】スズモトへ
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*いつかそのときが*
※鬼灯 独白
その日も、極楽満月に薬を取りに行っただけだった。
いつもの様に、ついでに貴方も苛めようと思いつつ店の扉を開けた。
そこには、店主である貴方と桃太郎さん、それに、私が最近紹介したレディ・リリスがいて。
桃太郎さんは忙しなく仕事をし、貴方とレディ・リリスは仲睦まじく話していた。
ーそう、それは、いつもの見慣れた日常。
ー幾度となく繰り返されてきた、ごく普通の日常。
それなのに。
いつも見ている光景の筈なのに。
貴方がレディ・リリスに限らず、女性といることは当たり前の筈なのに。
何故かとても嫌だった。
ー何故嫌なのか?
そう聞かれても答えられない、わけの分からない、謎の感情。
今まで体験した事の無い、不思議な感情。
甘くて、苦くて、
優しくて、切なくて、
温かくて、冷たくて、
安心できて、不安になって、
そんな、不安定な感情。
扉を開けたまま、その場に立ちすくんでいた私に気づき、貴方は声をかけてくれたけど。
私は貴方と話せる自信がなくて。
その事実に何故か目頭が熱くなって。
思わず、店を後にしてしまった。
ーどうしてそんな行動をとったのか?
自分自身でも分からない事なのに、貴方に聞かれてしまっては、余計に分からなくなる。
ーでも、いつか貴方に。
ーこの感情を伝えられたら。
ーこの感情を知ってもらえたら。
それはとても幸せなことだと。
そう思っているから。
いつか、そのときが来るまでー……
________________________________えっとですね、リクエストで、
『鬼→白リリ(鬼白にはならない程度に……要するに片o((ry
白澤とリリスは遊びで……)』
だった筈なんです。
これで良いのか?
最早、白リリ要素皆無だぞ?
というか、誰だこいつら?
それにしても、我がサイト初の独白&片思いですよ。
一瞬悲恋(これも我がサイトにはない)めいたところもあったけど書けなかった。文才が……(T ^ T)
まぁ、そんなこんなだけど、私の素敵で可愛いリア友、鈴本に捧げます(≧∇≦)
こんなんで良かったら受け取ってくれ!
そして、これからも宜しくね☆彡
(私的に、鬼灯様はあまり感情とか気持ちが分からないといいと思うのですが、どう思いますか?)