祈りと誓い

□与と預
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「っ!?」

ガバッと起き上がると
今度は眼鏡の司教が

「大丈夫ですか?フラウが失礼なことばかりして」
「えっ、いや大丈夫です…」
「失礼。私はカストルと言いますキョウさん」
「あっ、ありがとうございました…」
ここ来てから度々倒れてるな俺…そんな貧弱だったか?

「まだ、起き上がっては行けませんよ」
「いや…もう大丈夫です」

「…少しお話をしようか…君は一体…」

この人達には言っておこう
どちらにしても気付かれること
そして、協力していかなければならないから

「…これから起こることを…少しでも和らげるために居ます。…俺はガブリエルの瞳の主と供にテイトと…セブンゴーストを守護する為に」
「守護する?とは?そしてガブリエルの瞳の主?」
「はい。」
「…偽物が多いと…ましてやガブリエルは預言者供に三大天使の長になる方だと」
「失礼…俺より…当人から話を聞いてください」
ふわっと入れ替わる。
すげぇ芸当だな…まぁ意識が飛ぶ感じつか寝るようなふわふわ感?

《交遊的に話をしたいセブンゴーストよ》

ブワッと
神風が

「主の御好意だ。主に貴様らを殺せと言われればいつでも殺せる。殺気を抑えよ」

「確かに天界語。本物、だと?」

「はっ。神に真偽を問うとな。信じる信じないはお前達の自由だが…主を怒らすな。この方は…破滅を喚ぶ恐れがある…危ういお方だ…」
とか、不穏なセリフ残して入れ替わりやがった
ろくな説明しなかったじゃん!そんなんで納得されたのかよ!
つか、つかフラウ!釜っ
ちがっ鎌がっ!
「ったく…人を危険人物みたいな言いかたしやがって……で?ガブリエルの言う通り信じる信じないは自由ですが…先に言っておきます…今から…テイトをしっかり守ってください…」

「こいつ」
「雰囲気が違ってました。破滅とは…まさかパンドラの…」
「…パンドラの箱は…残念ながら俺ではないです…すみません…詳しくはお話しできません…」


「…解りました」
「おいカストル!」
「フラウも気づいたでしょう……」
「キョウさん…暫く教会にはいらっしゃいますか?」
「はい」
まっ、ほかにいくあてないし
つかテイト守んなきゃならねーしな
「皆さんがいいと言っていただけるのでしたらいさせてください。」
「…でしたら司教パスもあることですので、少しでも私達のお手伝い、お願いできますか?」
うっわー…
腹黒い笑いだよカストルさーん…
こわいよー

フラウを見ると、怪訝そうな顔をしつつも俺を信用してくれたようで、一緒にうげって顔をした

「この御縁が…」
「え?」

「いえ…」

御縁がなんて…
俺も臨機応変つか
適用能力有りすぎだろ…

「つかさ…フラウさん…鎌がっ!」
「は?」
「鎌が刺さりそうなんですけど…」
死神の鎌がっ!
いいなぁーとか思うけど…これフェアローレンの鎌なんだよね…

「おまっ見えるのか!?」
「…残念ながら」
「くそっ、」
「ははっ…大丈夫だよフラウ!俺の魂は喰わせない」

とびっきりの笑顔飛ばしたら二人ともピシッと停止した
あれ?
なんかおかしなこと言ったかな?
「いや、私には…」
「な、なななっくそっ」

ん?
「どうかしたか?」
「なんでもないですよ。よろしければ少し散策されてはいかがですか?」
「…迷子になりそ…なったら助けてくださいね」
「それよりならないようにしろよクソガキ」
「フラウのバーカ!」

そのまま二人と別れて
一人散策
うーん
広いし
神々しいなぁー

しかし教会かー…
うん。
やべ
全力でコスしたい!
つか今シスター服着てんじゃん!いやしかしガンレフないからだめか…くそぉ…

つか
これがセブンゴーストの像か
改めてみっとでっけー…

《主…》

びっくしたー…急に話すなよー…一言いってください

《…それでは一緒なのでは?》


違うんです!
いや、かわんないんだろうけどね。心の準備が、さ
近くに在った椅子に座り、急に話し出したガブリエルと会話なふ

で?どうしましたー?

《近くにミカエルさまの反応があったもので…ついでに教会ないだと言うのにコールの気配まで》


まさか!

もう発動したのかっ!?
どっち!

《あちらですっ》

躰の自由をガブリエルに渡し
テイト…君は第一の試練に立ち向かうね
大丈夫…
君なら……

その為に俺がいる


その傷を少しでも…





























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